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皮膚科 10:00-14:00 ○※2 - -
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線維筋痛症外来 13:00-16:00 - - - -

一般皮膚科

皮膚科について

一般皮膚科

皮膚科は、文字どおり皮膚に生じる様々な病気を診察し、必要な治療を行なう診療科です。顔や手足、胸、背中など、全身のありとあらゆる部位に起こる病変が対象であり、皮膚科で扱う疾患は500種を軽く超えるとも言われます。ニキビや水虫、魚の目など、一般的には重症化しない病気も多いのですが、なかには悪性黒色腫、有棘細胞がん、基底細胞がん、悪性リンパ腫など、命に関わる病気もあるので注意が必要です。原因に関しても多種多様であり、外的因子によるもの、内的因子によるもの、老化によるものなどがあります。皮膚科治療においても、もちろん原因を把握することは大切なのですが、まだ原因のつかめていない疾患も、しばしば存在します。

顔の肌荒れ

新型コロナ感染症の流行に伴い一年中マスクをつけるような生活になったことも影響してか顔の肌荒れを主訴にご来院される方が増えています。
肌荒れと言っても、季節の変わり目に顔の皮膚が痒くなったり、今まで大丈夫であった基礎化粧品がしみたり、皮ふに赤みがでたりブツブツとした吹き出物がでたりと症状も様々ですし、原因も化粧品のかぶれや花粉、PM2.5 や黄砂に代表されるような微細な物質、良かれと思って行っていた間違ったスキンケアなど様々です。病名としては#脂漏性皮膚炎(赤ら顔)#尋常性ざ瘡(ニキビ)#接触皮膚炎(かぶれ)#アレルギー性皮膚炎#光線過敏症(日光など光によるかぶれ)#アトピー性皮膚炎#顔面湿疹、皮膚炎などとまります。
診察では、問診や症状から原因を一緒に探しつつ、それぞれの症状にあった治療を丁寧に行ってまいります。肌トラブルがある場合、お肌を早くするためには極力刺激を与えないことが大切です。
肌トラブルが起きているときのスキンケアの注意点がいくつかありますので、参考にしてみてください。

肌トラブルがある時のスキンケアの注意点。

  1. 使用アイテムはでき限り少なくする。できれば3つ以内にして下さい。
    例えば、洗顔せっけん、保湿剤、日焼け止めパウダー。
    肌の乾燥やバリア機能を高めようと、敏感肌用のメイク落とし、石鹸、化粧水、乳液、美容液、クリームなどなどついつい使いたくなってしまいますが、使用アイテムが増えるほど肌に触る回数は増えてしまうためどんなに優しく触れていても摩擦のリスクは高まり、肌につける成分も増えるため「かぶれる」リスクも高くなります。
  2. 洗顔は32度~34度のぬるま湯で優しくなるべく短時間で行いましょう。
    洗顔料は、低刺激の弱酸性固形石鹸か泡で出てくるタイプのものがお勧めです。
    オイルクレンジング、スクラブ洗顔、ダブルクレンジングや拭き取りタイプのお化粧品の使用やマッサージも控えましょう。
    洗う時は、しっかり泡立てた洗顔料で優しく洗いましょう。(泡だけで汚れを落とすイメージです。顔のフェイスラインに残りやすい洗顔料のすすぎ残しにも注意してください。)
    洗顔後の水気を拭くときも、優しく水分を抑える程度にしてゴシゴシこすらないようにしてみましょう。
  3. 帰宅後なるべく早いうちに洗面所で洗顔しましょう。
    汚れや刺激物となるものはなるべく早く落とした方がよいです。
    入浴時にお化粧を落とす習慣がある方も多いと思いますが、どうしてもお風呂場で使用できるクレンジング類は界面活性剤という油性のお化粧をなじませるための成分が多く含まれるため肌の負担が大きくなります。また、シャワーで洗顔することが多いため、洗面台で洗より水圧も高くなり、水温も高い傾向があるようです。
  4. お化粧の時の使用するブラシやパフ、スポンジは清潔なものを使用しましょう。
    メイク用品は、洗えるものは毎日洗い、新しいものを使用しましょう。
    肌の刺激が一番少ないのはパフと言われています。スポンジやブラシの使用は控えてみましょう。(清潔な手でメイクしてもよいです)
  5. 化粧品はノンコメドジェニックテスト済(ニキビのもとになりにくいテストが済んでいるもの)を使いましょう。
    特にニキビに代表されるようなブツブツができやすい方は、基礎化粧品も化粧品もノンコメドジェニックテスト済のものがお勧めです。オイル成分の多いものはカバー力があるものが多くお肌に負担がかかるので控えましょう。

ニキビ

ニキビは思春期などによく出現します。きっと誰もが一度は経験したことがあることだろうと思います。医学用語では「尋常性ざ瘡」と呼んでいます。ニキビは思春期のシンボルといわれますが、最近では20代以降の大人も悩まされているケースがあります。大人のニキビはなかなか良くならないガンコな症状であることが多いです。保険診療で処方可能なニキビの薬はありますが、一定の効果はあるものの、限界があるのも事実です。当院では、処方薬ではなかなか太刀打ちできないガンコなニキビにピーリングをご提案します。

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ニキビを治そう

顔のぶつぶつ

顔全体にぶつぶつが出来やすい病気には尋常性ざ瘡や脂漏性角化症、ウイルス性扁平疣贅などがあります。眼のまわりに出来やすいものとしては稗粒腫や汗管腫、黄色腫などがあります。おでこや鼻のまわりなど皮脂の分泌腺が多い場所に出来やすいものとしては脂漏性皮膚炎や脂腺増殖症などがあります。

頭のふけや痒み

頭のふけ(落屑)がみられる代表的な疾患としては、脂漏性皮膚炎、頭部乾癬があります。アトピー性皮膚炎の方も、皮膚が乾燥しやすいため落屑がみられることがあります。多くの場合、塗り薬で治療するのですが、基本的な生活習慣を見直すことも大切です。これによって改善がみられることもありますので、ご相談ください。

頭皮のぬけ毛やうす毛

円形脱毛症や男性型脱毛、女性型脱毛など、頭髪が抜ける病気に悩まれている方は大勢いらっしゃいます。このうち円形脱毛症は、自分自身の毛根が何らかの原因で攻撃されることで毛が伸びなくなったり抜けてしまったりする自己免疫疾患です。頭髪の一部が円形に抜けることが一般的ですが、数か所が抜けたり、抜けた場所がお互いにくっついて広範囲の脱毛を形成したり、頭髪以外にも眉毛や睫毛、体毛などが一緒に抜けることもあります。

自分自身で症状に気づくことは難しく、美容師さんなどから指摘されて判明することもありますが、症状に気づいたらなるべく早く治療を開始することがとても大事です。円形脱毛症は原因がはっきりわかっていない疾患ですが、精神的・肉体的ストレス、環境変化によるストレスなどが悪化因子になることはよく知られていますし、多くの患者さまを診察してきてそういった背景が存在するケースを少なからず経験しています。どうぞ一人で悩まず、当院へご相談ください。

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いぼ

イボは、年齢によってもできやすいイボが異なります。乳幼児にできる水いぼ(伝染性軟属腫)、学童期に多い、手足のイボ(尋常性疣贅)、若者の顔などにできる時に痒みを伴う平らなイボ(扁平疣贅)、肌質や生活習慣によって首まわりや腋などにできるに米粒くらいのイボ(アクロコルドン、スキンタッグ、軟性線維腫などいくつも呼び名があります。)、高齢者の顔や手の甲などの日光によく当たる部位や体にできる茶色く平らなシミが盛り上がったイボ老人性のイボ(脂漏性角化症)などがあります。

治療に関しては、液体窒素を使用した冷凍凝固療法が一般的に行われますが(水いぼ、手足のイボについては別項参照。)、施術後の色素沈着や色素脱失が生じることがあり、大きなデメリットでした。当院では色素沈着を起こしにくい高周波メス:サーボトームCSという機械を使用した施術をご用意しております。色に反応するレーザー治療と異なり、高周波電気メスで皮膚表面を薄く焼き削り、新しい皮膚の再生を促す治療法です。色素沈着を生じにくい処置といわれています。症状や治療方法によっては自費診療となることがあります。保険診療の場合、1回の診察で3か所程度の治療が可能です。

スキンタッグ(首、脇のイボ)
550円(/1個)
加齢性のイボ(厚みのあるもの)
550円(長い方の直径で計算/1mm毎)

水虫(白癬症)

みずむしは、白癬菌というカビの一種が皮膚の表面にある角層という部位で増殖することで生じる病気です。頻度が一番多いのは足白癬ですが、感染する部位により俗称があり、水虫(一般に足白癬)、しらくも(小児の頭部白癬)、ケルスス禿頭(とくそう:脱毛を伴う頭部白癬)、ぜにたむし(皮疹の端に症状が強い体部白癬)、いんきんたむし(股部白癬)などの俗称があります。全身の各所に感染を起こすので、複数の場所で感染を起こしている場合は、同時に治療しないと完治しません。よく水虫薬を塗っているのに水虫が治らないという声を伺います。水虫薬の使い方が、不十分なことも多いので一度、医師やスタッフに相談してみてください。例えば#足白癬は、症状の出ていない部位も含めて、両足全体に毎日1回、合計4か月程度は外用し続けないと再発することが多いと言われています。また、#爪白癬の治療は、外用治療の場合、患部を適宜爪やすりなどで削りながら毎日、外用治療を続けても1年以上かかることがほとんどです。普段内服されいるお薬との飲み合わせや肝機能障害が問題なければ、内服治療もお勧めですので、気になる方はご相談ください。水虫の外用薬は、皮ふ科で処方するお薬の中では比較的かぶれ症状の出やすいお薬です。使ってみないとかぶれるかどうかわからないことが多いのですが、処方された薬を塗ってみて皮膚が真っ赤になったり痒くなった時は使用を中止して早めに受診してください。また、他院で処方されたお薬で合わないものがございましたら、事前にお知らせいただくと助かります。

足のうらのできもの

足のうらにできるものとしては、タコ(胼胝)、魚の目(鶏眼)、イボ(尋常性疣贅:刺激で増大するウィルス感染症)がよく知られています。しばしば合併することもあります。「尋常性疣贅」はパピローマウイルスが原因で生じる病気であり、小児から成人まで、足の裏だけでなく足の趾や手指にもできやすいです。治療にあたっては液体窒素による冷凍凝固を行います。患部の大きさや部位によっては痛みを生じることもあるので、削る処置を併用したり、硬い皮膚を柔らかくするような外用剤を処方することもあります。歩くときなどに痛みを生じる場合は、ドラックストアなどで販売している「魚の目パッド」を活用すると便利です。

皮膚のできもの

皮膚のできものには良性から悪性まで、非常に多くの種類があります。一般的によくできるのは粉瘤とよばれる良性腫瘍ですが、その他にも脂肪腫や皮様嚢腫、脂腺腫、毛母腫、汗孔腫などの良性腫瘍があります。また、頻度は多くないですが、皮膚のできものには悪性腫瘍もあります。悪性の場合には命にも関わることがあるので、腫瘍をしっかり診察して病理検査でしっかり診断をすることが大切となります。

ほくろ

ほくろはメラニン色素をつくる母斑細胞が固まったものであり、医学的には母斑細胞母斑または色素性母斑と呼ばれています。茶色や褐色などの色がついているものから、色がうすいもの、平たいものから隆起しているものまで、さまざまなタイプがありますし、皮膚だけでなく、爪のほくろもあります。また、幼少期は平たく小さかったほくろが、大人になって盛り上がってきたり大きくなったりすることもあります。まれに悪性黒色腫(mメラノーマのような危険なケースもあるので、皮膚科でチェックしておくことが大切です。当院ではダーマスコピーという拡大鏡を用いて診察し、必要に応じて組織検査も行うことが可能です。治療は手術治療となりますが、きずがなるべくきれいに目立たなく治るよう手術方法についてはケースに応じてご提案致します。

やけど

一口にやけどと言っても、損傷をうけた深さによって症状や重症度が異なります。どこまで損傷をうけるかは、皮膚が熱いものに触れた時間とその温度によって決まるため、熱湯などとても熱いものに短時間触れた場合だけでなく、湯たんぽなどのじんわり温かいものに長時間触れた場合にも起こりうるのです。どのタイプのやけども、応急処置の基本は冷やすことです。アイスノンや氷がなければ流水でも構いませんので、まずは冷やして、なるべく早めにご来院ください。

キズ

キズには、切り傷、すり傷、刺し傷、転倒や打撲など鈍的な刺激でできる挫滅創、動物などに咬まれてできる咬創などがあります。どのタイプのキズも、きれいに治すためには初期対応がとても重要ですので、受傷後は患部を水道水で洗浄し手元に清潔なガーゼなどがあれば患部を覆ってなるべく早めにご来院ください。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、お子さまによく見られる病気であり、繰り返す慢性の湿疹と皮膚の乾燥が特徴です。乳幼児期には特に症状が見られないのに、ある程度大きくなってから発症するケースもあります。アトピー性皮膚炎の方はハウスダスト・ダニや食物アレルギーが起きやすいため、いちどは血液検査を行うことをおすすめします。

治療に関しては、ステロイド外用剤やタクロリムス外用剤、保湿薬などの塗り薬を主に使用します。痒みを伴うため、ついつい掻きむしってしまうことも多いようですが、掻き癖がつくとなかなか良くならないため、まずは痒みをしっかり抑えることが大切です。そのために抗ヒスタミン剤やシクロスポリンなどの飲み薬を提案することもあります。症状が全身にあって重度に該当する場合は、注射薬を提案することもあります。当院では、患者さまの症状だけでなく、ライフスタイルをお伺いした上で、無理なくしっかり続けられる治療を提案したいと考えています。

乾癬

乾癬は湿疹に似ていますが、湿疹よりもガサガサしていたり、赤みが濃かったり、症状のわりにかゆみがあまりなかったりすることが特徴です。発疹がでる場所は、頭や耳まわり、肩、腰、おしり、肘の関節、膝の関節、手、爪が多いです。慢性的に経過するため、発症から湿疹と間違われて長年治療されていることもあります。免疫学的な異常や肥満・メタボリックシンドロームと関連していますが、それ以上の詳しい原因は分かっていません。

治療に関していうと、ステロイド外用剤やビタミンD3外用剤などの塗り薬が代表的です。但し、頭髪内や広範囲に発疹があったりする場合にはなかなか塗りにくいので、保険適応のあるシクロスポリンやエトレチナート、アプレミラストなどの飲み薬も検討します。特に重症度の高い場合には注射薬も選択肢となります。当院では患者さまの年齢や内科疾患の有無、ライフスタイルなどお伺いした上で、無理なく続けられる治療を提案したいと考えていますので、どうぞお気軽にご相談ください。

丸の内皮ふ科

〒100-0005
東京都千代田区丸の内3-1-1 国際ビル 2F 208

03-6269-9082

クリニック名
医療法人社団躍心会 丸の内皮膚科
(有楽町・日比谷・東京駅が最寄りの皮膚科)
院長
大澤 研子
診療内容
一般皮膚科、アレルギー科、形成外科、美容皮膚科
最寄駅
  • 京葉線 東京駅 出口6 徒歩3分
  • 都営三田線 日比谷線 千代田線 日比谷駅、
    有楽町線 有楽町駅 D1出口 徒歩1分
    ※日比谷線「日比谷駅」、有楽町線「有楽町駅」直結。雨に濡れずに来院できます。
     
診療科 診療時間 日祝
皮膚科 10:00-14:00 ○※2 - -
15:00-17:00 ◎※1 ○※2 - -
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線維筋痛症外来 13:00-16:00 - - - -

【皮膚科】
大澤院長による診察
女性医師による診察
男性医師による診察
※1第1・3・5週目のみ
※2診療時間11:00~16:00まで

【線維筋痛症外来】
臼井千恵先生による診察
土曜日は第3土曜日のみ診察を行っております。
(13時50分~17時迄)
休診日:日曜、祝日
初診の患者様は(火)、(水)、(金)にお電話にて承ります。

03-6269-9082
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