形成外科について
形成外科は体の表面組織に生じた外傷や変形、欠損、先天異常、外見的な不満足に対して是正を図る専門診療科です。例えば顔の骨折によって骨部が治癒した後に皮膚が元通りに治らなかったケース、交通事故によって皮膚が剥がれてしまったケース、やけどの後遺症でケロイドが起こったケースに対し、専門的な手技を用いて治療を進めていきます。これにより、身体機能だけでなく形態的にもより正常に、より美しくすることが出来ますので、生活の質の向上が期待できます。顔の外傷・骨折、やけどや傷あと、あざ、皮膚潰瘍、腫瘍、先天的な外表異常の治療、欠損した組織の再建などを希望される方は形成外科をご受診ください。
皮膚腫瘍
皮膚に生じたできもののことを皮膚腫瘍と言います。皮膚組織の一部が病的に変化し、増殖したものなのですが、増殖が穏やかで特に治療をしなくても命の危険が生じない良性腫瘍と、迅速な対応が必要な悪性腫瘍に分けられます。
巻き爪・陥入爪
巻き爪は、足の指にある爪の両端の先端部が大きく内側に湾曲した状態です。前方から見ると爪がアーチ状になっているので、知人などに確認してもらえば巻き爪状態か否かは分かります。負担のかかりやすい親指の爪がなることが多いのですが、その他の爪も巻き爪になることがあります。
巻き爪が進行すると、曲がった爪の両端が皮膚に食い込んでいき、陥入爪の状態になります。炎症や痛みを伴うことが多く、悪化すると皮膚が化膿して歩行困難などを引き起こすようになります。また、巻き爪の痛みから足をかばおうと、いつもとは違った歩き方をしてしまうために、足首や膝、腰にも負担がかかり、捻挫や膝痛、腰痛の原因になるケースもあります。
陥入爪の治療に関しては、爪が皮膚に食い込まないようにすることが重要となるので、ワイヤーなどを用いて爪を持ち上げる治療法や、食い込んでいる爪を切除する治療法がよく行われます。症状にあわせた治療を行っておりますのでご相談ください。
料金について
- 巻き爪矯正治療(1か所)
- 7,700円~